INFO
片瀬山 Gallery エスポアール webサイト火・水・木曜日開催(月金土日曜日は予約制) 13:00~16:00 ※4/22(水)はオープニングワークショップあり
横浜市鶴見区民文化センター サルビアホール11:30~19:00(最終日15:00まで)会期中無休・入場無料。会場:横浜市鶴見区民文化センター・サルビアホール 3階ギャラリー
11:00~18:00(月・火休み)初日は13時から、最終日は12時まで。
柏市にて2回講演と絵の展示
板橋区にて講演と絵の展示
鎌倉ドゥローイングギャラリーにて個展 「山内若菜展」
甲府にて講演と絵の展示
ステッチにて講演と絵の展示- お知らせ一覧
※これらの開催予定のイベント等は、感染症・その他の事情により、予定変更・中止になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。

私は「いのち」を描く画家です。
描いているうち、展示しているうちにしわができ亀裂や穴が生れます。 この世界は亀裂だらけなのではないか、という素材からの発見。 穴こそ光が入る。傷口からこそ希望が見えるのだと気がつきました。
戦争、核、原発、そして動物と人間の命は、すべて同じ地球の上でつながっています。亡くなった方の、死んだ動物の声を聴く事はできないけれど、どうにか聞こうと自分の「社畜」時代を共鳴し描き、忘れない為にも次の世代へ手渡す事はできます。これ以上ないような苦しみや悲しみを想像し、でも絵の中に希望を見つけてゆきたいです。
絵は悲劇を再現するためではなく、未来に向けて光を見つける場にもなります。私の作品は、子どもたちと共にそれぞれの平和を考えるための場所、双方の教育のためにもなっています。
遺伝子レベルで傷つけられた動物たちの、素晴らしい美しさや強さ、 かけがえのない有機生命体の美しさも放ちたい。
人類を含め、あらゆる命への讃歌を、祈りを込めてささげたいです。
傷ついた一人、一匹の声が、あなたに届くようにと思い、このホームページを捧げます。
I am a painter who depicts "life." As I paint and exhibit my works, wrinkles appear and cracks and holes appear. This discovery from the materials I use makes me realize that the world is full of cracks. It's the holes that let in light. I realized that it's from wounds that hope can be found. War, nuclear weapons, nuclear power plants, and the lives of animals and humans are all connected on this same planet. While I can't hear the voices of those who have passed away or the animals that have died, I paint my own "corporate slave" days in an attempt to hear them somehow, and I can pass them on to the next generation so they won't be forgotten. I imagine the most tragic suffering and sadness, but I hope to find hope in my paintings. My paintings are not meant to recreate tragedies, but also a place to find light for the future. My works serve as a place to reflect on our own ideas of peace with children, and as an educational tool for both parties. I also want to convey the incredible beauty and strength of animals harmed at the genetic level, and the beauty of irreplaceable organic life forms. I would like to offer a hymn of praise to all life, including humanity, with a lot of prayer. I want every single person in the world to see my paintings. I dedicate this website in the hope that the voices of every hurting person and animal will reach you.

PROFILE
山内 若菜
Wakana Yamauchi
山内若菜プロフィール
絵描きです。
1977年神奈川県生まれ。
「原爆の図 丸木美術館」平塚市美術館など各地で展示。
中学校、高校、大学でいのちの芸術鑑賞授業、移動型展示講演会を開催。(現在25校)
2021年東山魁夷記念日経日本画大賞入選。
著書に「いのちの絵から学ぶ」彩流社。

- 神奈川県藤沢市生まれ
- 武蔵野美術大学短期大学部美術科卒業、同専攻科修了
- バングラデシュで個展、グループ展
- ロシアでシベリア抑留の歴史を忘れない文化交流を開始 日露友好個展、以後継続
- 極東美術館で特集展示
- 福島県に行き福島の母子像や被爆の牧場を描いた展示を開催 「戦争展」ホールでの展示や講演も多数
- 原爆の図 丸木美術館で「牧場 山内若菜展」
- ロシア国立極東美術館で企画展「牧場 山内若菜展」
- 原爆の図 丸木美術館で企画展「はじまりのはじまり 山内若菜展」 東山魁夷日経日本画大賞入選
- 平塚市美術館常設展特別出品
- 福島県おれたちの伝承館 天井画を描く 以後常設展示 新潟水俣病をテーマに「新潟若菜組」皆様と新潟市内で個展
- 旧日銀広島支店にて「山内若菜広島展実行委員会」皆様と個展 沖縄与那国島をテーマに個展
- 11月19日 「いのちの絵から学ぶ 戦争・原発から平和へ」(彩流社) 出版
- 第五福竜丸展示館で個展 「ふたつの太陽 命を紡ぐちいさな生きものたち」
- 核兵器禁止条約締約国会議 NY国連本部にて金屏風展
- 11月 広島でのパグオッシユ会議会場にて、絵画により会場の空気を創作
- 「私の戦後80年 ~そしてこれからのために~」(岩波新書・共著)








紫陽花の彩りが美しい季節となりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
このたび、個展を開催します。
今回の「裂光の刻」は、2016年から続けてきた約30の学校や地域での展示・平和講演活動によって、ボロボロで穴だらけになった絵を修復し裏打ちし、そこに生きものが存在し、立体的になっており、全体は触れる絵 として新たな作品へと生まれ変わった絵を展示、 開催するものです。
タイトルには、時代や社会にある裂け目ー広島・長崎・沖縄・新潟・福島 世界に生きる小さな眼差しを見つめながら、新しい向こうにあるものを見つけてゆきたいという意味も込めています。裂け目から入る光を見つけ、私自身が次の段階へ進みたいという思いもあります。
展示は、鶴見線国道駅の戦争の弾痕跡からはじまります。世界中の子どもたちや居場所を失った 人々へのまなざしを私と重ねた二人の子どもの姿に、私であなたとして向き合う作品、そして今回は、触れることや参加することを通して、五感で作品と出会ってもらえるような、 そして 元気に、癒しとなって貰えたり、絵がいたみを吸い取ってくれているような感覚になって貰えたらと思って描いてきました。昨日、この絵は人間年齢に置き換えるとこの絵は何歳なのかと考えていました。しわしわだし、移動でくたくたで、刻まれたシワがある。そういうところから、これは推定年齢100歳なんじゃないだろうかと思いました。
2016年に丸木美術館で展示してから、学校での平和講演の授業が始まってから今年で10年になります。学生さんの中には、自殺したかったけどやめました、と言ってくれた学生さんもいました。 そして、 生きものたちの苦しみや痛みを、見る人に背負わせてくれる、私が、絵が覚えておくから、あなたが1人で全てを記憶しなくてもいいと、絵が覚えておくからと、そんな感想を文章にしてくれた方がいることが、絵を育ててくれました。私の思想や身体で描いてきたストロークを超えて、他者のいたみを共有できる物なのかもしれない。人間なのに物扱いされてきた、そんな私が、時に自分の体験談もお話しをしたりして、感性に、五感へと訴えていきたい。そんなことが絵で、本当にできるならば、それは100歳の生きものの起こす奇跡かと思いました。
絵、表現、それらは、母なる大地、懐を持つ生きもののようで、だから大海原のように大きくしたかったんだと気がつきました。小さい命がこの9mの大きな世界を作っている意味も込めていますが、そこには3メートルの高さが必要でしたし、9メートルの長さが必要であったこと…たくさんの人の感情が流れ込んできて、つながり合って、微生物の力を活かし…森のWi-Fiとも呼ばれる糸状菌を活かし、目に見えない菌根菌からも養分を頂き、ありのままの自分でいられるように。むしろそこにあり続けてきて、そのものの力を個性を発揮し自分らしく自由にイキイキと生きてゆけるような振舞いを見せる有機栽培の植物のように、人も自分らしく、そして元気になるようなエネルギーをもらうように、そんな触れてもらう行為のある絵という生きものにしたいのかもしれません。
今はもういない、命をなくしてまでも抗い、私たちに託してくれた方々のエネルギーもこの手の中にいただくような絵画。人間が、人間である所以を感じてもらえ…そんなことが本当に、この個展の最中、ある日誰かと、叶えられたら!と思いたった本日、長くて申し訳ないのですが、 お世話になってきた方にお届けしたくなりました。
ご多忙の折とは存じますが、ぜひ絵に触れていただければ幸いです。
私自身は開催期間中、毎日17時まで会場に在廊いたします。チラシを添付させて頂きます。どうぞよろしくお願いいたします。
感謝をこめて
山内若菜